初めて心療内科に行った日
おはようございます。浅葱です。
心療内科に通院することになったきっかけ、初めての心療内科受診についてのお話をしようかなと思います。
私が初めて」心療内科に行ったのは、17歳の時。
全日制高校を退学し、定時制高校に入学して1年近く経った頃のことでした。
中学二年生の秋からリストカットをしていた私は、定時制高校に入学直後から、学校でもリストカットをしてしまうほどに、心が不安定になりました。
それに気づいた保健室の先生や相談室の先生は、いつでも、私のことを気にかけていてくれました。時間があれば、話を聞いてくれていました。それでも、リストカットをやめることができずにいました。
そんなある日。縫わなくてはいけないくらいに深く切ってしまい、学校の近くの整形外科クリニックに連れていかれました。
当然、学校はしばらくお休みしましょうかとなりました。そして、お休みしている間に一度、心療内科を受診するように言われ、うちの近所の心療内科を勧められました。
初めての心療内科は、ドキドキしました。
病名がついてしまうのか。リストカットについてお叱りを受けるのだろうか。いろんな意味で、緊張し、不安になり、泣きたくなりました。
まず、カウンセラーさんとの面談。ゆっくり、しっかり、話を聞こうとしてくれていることは感じましたが、うまく言葉が出てこなくて、ただただ死にたいとしか言えませんでした。それでも、辛抱づよく話を聞こうとしてくれていたカウンセラーさん。ありがたい存在ですよね、話を聞こうとしてくれる人って。
医師との面談は、ものの数秒で終わり、とりあえずは、不安な時に飲む薬だけを処方されたような気がします。
今思えば、なんだかおかしいな、と思うのだけど。当時は、精神科や心療内科の診察ってこんなものなのかなって思って、特に気にも留めていませんでした。
初めての精神科、心療内科は、こんな感じで終わりました。
ちなみに、そこのクリニックでの診断は、境界性パーソナリティ障害。明らかな誤診ですよ。
他のクリニックに変わるまでの数年間、合わない薬をころころと変えられて、不安定なままだし、体重は30キロくらい増えちゃうしで、大変でした。入退院も、この頃は何度も繰り返していました。
自分に合うお医者さんを見つけるって、大変なことだけど、大切なことだなって思います。だって、私、転院してからのほうが落ち着いてますもん。
しんどいって言って、すぐに薬を変えるとか。
患者が出してほしいと言った薬を出してしまうとか。
そういうお医者さんは、気を付けたほうがいいかもしれません。