お薬について、思うこと。
薬を飲むこと。
それ自体、悪いとは思いません。
しんどいときには、飲んで、早めに体調を整えるのがいいと思います。
でも…
メンタルの薬って、「慣れてしまう」とか「依存しやすい」とかがあるのも事実。
1度、精神科に行くと、長いこと通うことになるのが、日本の精神医療。
お薬も、数カ月の服用ではなく、数年飲み続けることが多いのでは。
私も、10代の頃から薬を服用しています。
若い頃は、たくさんの種類の薬を飲んでいました。
毎食後に7つ、寝る前に5つ、それに加えて頓服薬。そんな感じ。
ある日、このままでいいのかな…と、ふと思いました。
本当なら、主治医と相談しながら減薬なり断薬なりをしなくてはいけないところを、当時の私は、自分だけの判断で、いる薬といらない薬を分けて飲むようになりました。
今思えば、危ないなと思う反面、無理にでも減らして良かったなとも思います。
毎食後と寝る前に飲んでいたものが、今は、朝食後に2つ、寝る前に1つにまで減りました。
自己判断で減薬して、早いことにもう10年ほどになりますが、随分と、心も体も、楽になりました。
まだまだ気分の波はあるけれど。意外と、たくさんのお薬を飲んでいたときのほうが不安定だったような気がします。
1番最初に行った心療内科の先生は、とにかくお薬をよく出す人でした。
行く病院間違えたな、と思います。
お薬に頼ることはいいけれど、頼りすぎないようにはしたいですよね。できるだけ。