発達ゆるゆる日記

発達障害・精神障害の当事者。ゆっったり・のんびり・マイペースに。自分らしく、ゆるゆるっと、生きていきたい。

2022年、最終日

こんにちは。

 

2022年、みなさんにとって、どのような1年でしたか?

 

私にとっては、大きく前進できた1年だったかなあと思います。

 

 

 

20歳前に心療内科に通院を始めて以来、短期のアルバイトはしたことがあっても、パートや正社員で働いた経験がありませんでした。

いつかは働いたいという希望はありました。でも、社会に出ていくことが、怖かったんですね。それまでに、成功体験をほとんど積んでこなかったので自信がなかったし、私なんかを受け入れてくれる会社はないだろうとも思っていました。

 

就労継続支援A型事業所は、31歳か32歳のころから利用していました。

障害年金とは別に、月決まった金額が入ってくるということの安心感は大きかったです。何より、母からちょこちょこ言われていた「おこづかいくらいは自分で稼げるようになってほしい」ということを実現できたことに大きな喜びを感じていました。

 

結婚して実家から離れて、就労継続支援A型事業所をいくつか変わり、福祉的就労の裏側・・というか、闇・・というか、そういうものが段々と見えてきてしまいました。

結局、福祉って何なんだよ、と考えてしまうこともしばしば・・そこで、一般企業の障害者枠で働いてみようか、という考えに至りました。それが、2022年4月。

4月末に、勤めていた就労継続支援A型事業所を退職。障害者就業・生活支援センターで面談をし、ハローワークに同行してもらい気になる求人をいくつか見つつ、第一希望の会社に支援員さんに連絡を取ってもらうという感じで進んでいきました。

 

第一希望の会社での実習は6月以降で、ということでした。ただ、有給実習は7月以降しか受け付けていないとのことで、お給料が出なくてもいいのなら6月中の実習でも大丈夫とのことでした。

でもまあ、退職後で決して楽な生活ともいえなかったので、7月以降の有給実習をお願いしました。

 

実習中は6時間の勤務を2週間ということで、それまでは4時間から5時間の勤務しか経験してかなかったので、精神的な疲れよりも、体力的に結構きついなあ・・という感じでした。

興味のある職種、やりたい仕事だったのですが、体力不足でお断りをしようかとも考えましたが、時短勤務で本採用が決まり、現在です。

実習期間を含めると、今の会社(店舗)で5ヶ月くらい働いていますが、もともと人付き合いが苦手ということもあり、悩んだり、困ったり、落ち込んだりということが多かったです。でも、嬉しい、楽しいと感じることももちろんあって、スタッフさんたちやお客さんの「ありがとう」「おつかれ」の言葉には、本当に励まされました。

来年からは、接客も少しづつ挑戦していこうかという話になっているので、これまで以上に不安や緊張が増す気もしますが・・それでも、できるだけいろんな人と接して、自分自身の成長に繋げていけたらいいなという前向きな気持ちのほうが、今は大きいかな。