障害特性について学ぶこと
私は、今、福祉大の通信に在籍しています。
もともとは、福祉の仕事に就くために、社会福祉士か精神保健福祉士を取得するために入った大学でした。しかし、単位を取っていくのに手いっぱいで、実習にまでこぎつけることができなさそうです。他の学生さんは、どのようにして時間のやりくりをしているのだろうと思っています。
資格を取ることは、私には難しそうですが、それでも、大学で学ぶことには大きな意味があります。
一つは、社会保障や福祉サービスにいて学べること。
二つめは、支援者の方や支援者を目指す方と知り合う機会を得られること。
三つめは、自分の障害特性や、周りにいる障害のある方々への理解が深まりつつあること。
自分の障害特性を知ることは、もちろん、大切なこと。誰かの役に立ちたいなら、まずは、自分のことを理解しないと、共倒れになってしまう可能性が高いからです。
私の場合、誰かの役に立ちたい(福祉の仕事に就きたい)気持ちが先でしたが、だからこそ、思います。福祉の勉強をして良かった、と。
学ぶことは、自分に向き合うことだと感じます。
福祉大に入ったからこそ、介護職員初任者研修も受ける気になったし、ピアサポーターになれたらなっていう思いも強くなったし、ボランティアも始めることができました。もし、福祉大に入っていなかったら、やりたいやりたいって言いながらも、これらのことに手を出さずにいたと思います。
自分の得意・不得意を知ること。苦手な場面を知っておくこと。対処法を複数持っておくこと。
この三つ。本当に大事だな、って思います。
これらについては、また、改めて、どこかでお話ができたらいいなと思っています。