頭と心と体は・・・
半年ほど、就労移行支援事業所に通ったことがありました。
新しい環境で頑張りたい。
でも、コミュニケーションに不安があって、一歩前に踏み出す勇気が出ない…
そう悩んでいたときに出会った社会福祉士さんに「精神や発達の方向けに、コミュニケーション・スキルを学べる移行支援がある。見学に行ってみては」と言われたことがキッカケでした。
そこの職員さんの言葉で、今でも覚えているのは「頭と心と体は繋がっているんだよ」というもの。
たしかに、そうですよね。
頭でいろいろ考えてしまうと、心がしんどくなる。心がしんどくなれば、体もしんどくなる。
逆に、体がしんどいと、考えなくてもいいことまで考えてしまう。そうすると、心が鬱々っとしてくる。
ちょっと考えれば分かりそうなものだけど、当時の私は、そんなこと、思いつきもしませんでした。
精神障害・発達障害の人は人との関わりが大事。運動をしたほうがいい。
よく言われることではあるけれど、「それができたら苦労しない」「それが難しいから障害なのでは」と思う方もいると思います。実際、私も、最初はそう思ったんですよね(笑)
でも。
いい意味での「依存先を増やす」こと。
晴れた日はできるだけ散歩に出かける。
自分に合った作業所に通う。
などなど、自分に出来る範囲で、日中の活動を行うことって大事だな…と思うようになりました。
しんどいときに無理をしろ、という意味ではなく。元気なときには行動的に、みたいな。
頭のなかがごちゃごちゃしているとき。
心が鬱々っとしているとき。
体の調子がイマイチだなと思うとき。
それぞれの状況に合った対処法、工夫、1度考えてみるといいかもしれないですね。