それぞれの正義
大切にしたいもの
守りたいもの
支えになっているもの
当たり前だけど、そんなの、ひとそれぞれだ。
辛い気持ち
言われたくない言葉
それも当然、ひとそれぞれだ。
だからこそ、相手の話に耳を傾けることが大切なのだと思う。
無理に理解しようなんてしなくていい。
ただ、そう感じる人もいるんだということだけ、わかっていてくれればいい。
「しんどい」という言葉を無視して、「将来のなりたい姿」を引き合いに出して頑張らせようとする姿勢に、今の私は、とても傷ついている。
「今」がしんどいのに、「将来」のために頑張れっていうのは、正論かもしれないけれど、何かが微妙に違うと思う。
頑張りたい。でも、頑張れない。
その想いに、ちょっとでも寄り添ってくれていたなら・・・たぶん私は、退職をする決意はしなかったと思う。
だって、そうでしょう?心がちょっと弱っているときなんて、「しんどいね」「どうしたい?」と声をかけてもらえるだけでも、安心できたり、頑張ろうって思えたりするでしょう?
「頑張れ」っていうメッセージを口にする前に、まずは「しんどいよ」っていう気持ちを受け止めることが、支援者の仕事なんじゃないの??
まあ、若くして福祉施設を切り盛りしている人に、こちらの「理想の支援者像」を押し付けたところで、「経営者」の気持ちは私にはわからないから・・・どっちもどっちなのかもしれないけれど・・・
この件で、私が学んだこと。
それは「正論も、時には人を傷つける凶器になる」ということ。
自分の考えは正しいと、正論を振りかざす人には本当にうんざりするし、もう関わりたくないとさえ思う。ぶっちゃけ、顔も見たくない。
私は、こういう支援者になりたいとは思わない。しんどい人に、ただただ頑張れと伝えるだけの人にはなりたくない。
私は私のやりかたで、人との関りを続けていく。
仕事も、趣味も、コミュニケーションも、私なりの方法で築きあげていく。
いつか、今の収入を大きく超えたとき、「あのときは辛かったけど、今は充実した日々を送れています」と伝えられるよう・・・ここに決意表明を。