発達ゆるゆる日記

発達障害・精神障害の当事者。ゆっったり・のんびり・マイペースに。自分らしく、ゆるゆるっと、生きていきたい。

ピアサポーター養成研修

精神障害者ピアサポーター養成研修に参加した感想。

 

当事者の方、支援者の方。

いろんな人の話を聞いて、やっぱり私は、同じような悩みを抱えた人との関りを大切にし、できれば、そういう人たちと関われる仕事がしたいと、改めて強く思えました。

 

私は今、就労継続支援A型事業所で働いています。

うちの事業所は、ほぼほぼ全員が精神疾患を抱えています。少数ではありますが、知的障害、発達障害、難病も抱えている方もいます。障害名や特性、これまでの経験は違えど、調子が悪い時のしんどさに対しては、やはり、分かり合えることが多いです。

入社してから今まで、私自身しんどいときには、いろんな人から「大丈夫?」「自分のペースで頑張ればいいよ」「ぼちぼちね!!」と声をかけてもらってきました。また、一週間とか休んでしまったときにも、「久しぶりやな」「もう体調はいいのか」と笑顔で受け入れてくれた仲間たちに、どれだけ助けれたかわかりません。

嫌な思いをすることもあったけど、それでも、誰かが必ずサポートしてくれていました。

だから私も、新人さんが入ってくると、できるだけたくさん声かけをするように心がけてきました。調子が悪そうな人に対しても、できるだけ普段と変わりなく接するようにし、タイミングを見計らって「大丈夫?」「なんかあった?」と声をかけるようにしていました。

ピアサポーター養成研修を受けるまでは、それはあたり前な行動であり、自分がしてもらったことをほかの人にしてるだけ、という感覚でした。しかし、それこそ、一番身近なピアサポートであると、研修を受けてみて気が付きました。

 

また、私は今、大学(通信)で福祉の勉強をしているのですが、あたり前ですが、勉強していることは、社会保障であったり、援助技術であったり、「困っている人を支援するために必要な知識」です。

スクーリングに参加しても、当事者の学生やゲスト講師もいるにはいるのだけど、多くは支援者であったり、支援者を目指している人です。

だから、ピアサポートについて、じっくりと学ぶという経験は、これまで、経験がありませんでした。

 

普段から行っているピアサポートと、学んでいることを、この先、うまく活かしていけたらいいなと思います。

 

 

これから出会うであろう、見知らぬ誰か。

その誰かが、少しでも勇気づけられ、前向きに生きていけるようなキッカケになるような、、、そんな存在になれたらいいな。