「通信制で学ぶ」ということ
通信制、というと。
みなさんは、どのようなイメージをお持ちだろうか。
経済的な理由で、毎日学校に通えない人が行くところ。
ひきこもり気味な人が行くところ。
学力的な問題で、そこしか行けなかった人が行くところ。
そんなイメージをお持ちの方、まだまだ、たくさん居そうな感じですが…(実際のところはよく知りませんが)
まぁ、それも、完全に間違っているわけではないとは思います。
私自身、昼間に大学に通えるほど経済的に余裕などないですし、学力的にも少々不安がありますし。
それでも、私がスクーリングで出会う方々を見ていると、実際に医療系・福祉系のお仕事をしながら学びを深めたり、資格取得を目指したりしている人が多いです。
また、障害の当事者だからこそ、福祉を学びたい。資格を取りたい。という人も多いです。
私も、障害の当事者です。
作業所に通いながら、夜間定時制高校卒・通信制大学在学中です^_^;
「定時制」も「通信制」も、なんとなく、あんまりいいイメージがありませんよね。
私自身、あんまりいいイメージはありません。
ただ、いろんな人と関われるという点は、全日制・通学制と比べて、強みになる部分だとは感じています。
年齢、性別、職業、これまでの経験。
全てが全く違う人たちとの関わりから得られるものは大きいです。
また、全国から学生が集まるスクーリングでは、たくさんの刺激を得られます。人付き合いが苦手な私には、少々しんどいですが、それでも、いろんな学生さんのお話しは、とても役に立ちます。
学ぶ場、学ぶ年齢。
そんなもの、人それぞれ。
いつ、どこで、どのように学んでも、いいんですよね。
以前に「学歴コンプレックス」というタイトルで記事を書きました。
コンプレックスに感じる必要などないとは思いつつ、やはり、通信制とか定時制っていう言葉にネガティブな感情しか抱けない。
いつか、本音で「定時制・通信制も素敵だよ」と言えるようになりたい。
なるためには、どうしたらいいのだろう。
若い世代(特に子どもたち)が、多様な学びかたを認め、それぞれに合った「学びかた」「学ぶ場」を見つけていけるような社会になるために。
私自身、定時制・通信制で学んだことを誇れるように、もっともっと、自信をつけたり、発信していけたり、できたらいいな。